5月の花
5月12日、水曜日。午後から日が差してきた。底冷えするような寒さは無くなり、ダウンジャケットを着なくても良い気候になった。とはいえ体感温度としては、寒暖の差が大きい。出かける時は寒いかなと思っても、日なたに出ると暑かったりする。一日の温度変化が大きいため、季節の変化が分かりにくい。その一方で、植物の方は順調に変化している。
とうとう藤の花が満開の季節になった。
ロンドンでは藤も人気で、壁面に藤をつたわせている建物や住宅を時々見かける。カムデン駅の近くで、カムデンらしいワイルドな建物に藤が這わせられていたのを見た。ガーデニングと落書きが共存している世界である。
毎日歩いている通りの街路樹にも花が咲いた。見れば、マロニエの花である。街路樹が大きすぎてかえって気が付かなったが、この道はマロニエ通りであった。赤い花の木と白い花が木が並んでいる。