ロンドン消息 2021

ロンドンで1年間暮らします

体感気温とサイズ問題

4月25日、日曜日。晴天だが、冷たい風が吹いていて寒い。この所、最高気温が10度から13度程度、朝晩は5度以下の日が続く。日なたは暖かく春を感じるが日陰は冷える。東京だと10月位の気温だろうか。しかしなにより気候の違いは湿度である。東京に比べて、とにかく乾燥している。そのため、気温が上がっても体感的にはサラサラして不快指数は低く、じっとりと汗をかくことがない。その一方、寒いと冷える。一日の体感温度の振れ幅が大きいため、服装は人によりけりである。外では、タンクトップ姿の人もいればダウンコートを着ている人もいる。

 

冷え対応のため、近所のスーパー「Sainsbury's」で衣類を探してみる。この辺りのスーパーの中では「Sainsbury's」は大型店舗で、日用雑貨や衣類も並んでいる。雰囲気が「西友」に似ているが、よく見るとシャンプーやせっけん、日用雑貨はニュージーランド製のものが多くて日本では見かけないものがある。衣類のコーナーには、靴下やタイツなどがあった。さらに探すとスパッツを発見。冷え対策のために良いと思ったが、問題はサイズである。「8」「10」「12」と続き、「26」まであった。他の衣類のサイズも「8」から始まっている。検討の結果、「8」を購入。

 

 コートより軽めジャケットがあると外に出るときに便利だと思い、ネットで調べてみた。ロンドンは長らく続いたロックダウンが緩和され、洋品店は店内での営業がやっと許可されたので、「welcome back sale」をやっている店がかなりある。

 

「HOBBS」のサイトのセールが充実していた。サイズは、「6」「8」「10」と続く。「XS」「S」「M」に対応している模様である。「HOBBS」の店舗は、現在のところ日本では銀座三越にしか入っていないようで「英国王室御用達」と謳われているが、ロンドンではそこそこカジュアルな価格設定である。キャサリン妃風ワンピースが洗濯機で洗えるというのも実用性を感じる。セール価格なので、しばしサイトに見入る。サイズは、「8」か「10」か。サイトでは、175センチのモデルさんが「8」を着ている。サイズ「8」が、日本の9号サイズに相当すると判断した。「HOBBS」の実店舗がハムステッドにあるので、今度行ってみたい。